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新しい読書の形。「聴く読書」オーディオブックの活用について紹介

オーディオブック

耳で聞く読者のススメ

最近流行っているオーディオブックアプリを使い始めたらいろんな発見があったので、使ってみた感想をお伝えします。

オーディオブックに興味のある方や、「もっと読書をしたいと思っているけれど、なにかいい方法ないかしら」という方、「そもそもオーディオブックって何?」という方の参考になればうれしいです。

本を「読む」から「聴く」への発想転換

読書はもっとしたいと思いつつなかなか時間が取れないのが悩みでした。電子書籍も活用しており、出先で時間があるときはちょっとスマホを開いて読んだり、ということは前からしていました。ただ、座ってじっくり読むようなまとまった時間はなかなか取れない。

そんな中、毎日30~40分の犬の散歩中にいつも音楽を聴いていたけれど、ふと、この時間を読書に使えないかしら?と思ったのがきっかけで聴き始めたのがオーディオブックです。

犬の散歩

オーディオブックとは、本の朗読を録音したもの。スマホやパソコンなどの端末でオーディオブックアプリを使ってダウンロードして聴きます。

数あるアプリから、audiobook.jpというアプリを選んで、「聴く読書」を体験。
聴く前は、「読書は読むもの。子供の絵本の読みきかせじゃないんだから、聴くってなんか変!」とずっと思っていましたが、結論から言うと使い始めて大正解!
予想外に気に入りました。

オーディオブックのイメージ

オーディオブックを使用してみて気に入った点、また注意点などをご紹介します。

読書のとらえ方が変わる!「聴く読書」の良かった点

一番気に入ったのは、ラジオを聴くように何かをしながら聴けること。
「ながら読書」ができるので時間を有効活用できるようになり、読書の時間もぐっと増えました。

私はいつも散歩しながら、電車で移動しながら、料理しながら、掃除しながら聴いています。色々試した結果、聴くことに集中できるよう、並行して行う作業はルーティン化されたもので、あまり考えなくてもできることをするようにしています。

散歩しながらオーディオブックを聴く

また、私が使っているアプリでは、音読速度が0.5~4倍まで変えられます。速度を上げればさらに読書量が増えます。本の内容にもよりますが、私が今気持ち良く聴ける速度は2倍弱くらいです。

「聴き放題」のプランで契約しているので、いろんなジャンルから興味のある本を探して選べます。普段読まないようなジャンルの本も、聴き放題の対象になっていると気軽に手が出しやすくなり、読書の幅も広がっていきます。

アプリをスマホにダウンロードしているので、スマホを持ち歩いていればいつでも聴けます。かさばる本を持ち歩く必要もなく便利です。

オーディオブックを使って気づいた注意点

いろんな使い方ができてとても気に入っていますが、ちょっとした注意点もあります。

難しい内容の本は、何かをしながら聴くには集中しづらいときがあります。そういう本は長時間の電車移動時や、早くベッドに入った日、お休みでのんびりしているときに聴いています。

ソファーでオーディオブックを聴く

また、図解が多い本もちょっと聴きづらいときがあります。というのも、絵が見えず、ナレーターは説明の文字の部分を読み上げるだけだからです。

本のデータは容量が結構あります。出先で聴く場合は、事前にWifi環境がある自宅などで本をダウンロードしておくのがおすすめです。私は何度かダウンロードし忘れて外でデータを使いまくっていたという失敗談があります。

本のジャンルは数多くありますが、アプリによっては必ずしも自分の興味があるジャンルが充実していないこともあります。

また、自分の耳にぴったり合う、ワイヤレスのイヤホンを準備することも重要です。私は家事をしながら聴く際に、サイズが合ってなかったようで最初のころ前かがみになるたびにイヤホンがシンクに落ちて慌てるということがありました。

ワイヤレスイヤホン

オーディオブックに向いている人は?アプリを選ぶ際のポイントは?

この「聴く読書」という形態はどなたでも楽しめると思いますが、体験してみて以下のような方に特に向いていると感じました。

向いている人

もっと読書をしたいと思っているけれど時間が取れない方
活字を読むのが苦手だけどもっと読書をしたい方
通勤などの移動時間を有効利用したい方
目が疲れやすく読書がしづらい方
マルチタスクが好きな人方力

どれか一つでも当てはまったら、あなたも私のようにこのオーディオブックにはまる可能性大です。

また、オーディオブックアプリを実際使ってみて感じたアプリを選ぶ際のチェックポイントは以下です。

選ぶポイント

無料お試し期間があるか?
料金プランは、一冊ごとに買うのか?聴き放題プランがあるか?
自分が読みたい本のジャンルが充実しているか?
速度調整機能があるのか?(とても便利な機能です。個人的に特に気に入っています)

自分の求める読書スタイルによって必要な機能は異なると思います。
audiobook.jp以外にも、Amazon Audible(オーディブル)や、Kikubon, himalayaなど様々なアプリが出ていますが、自分が重視したい点に対応した機能のあるアプリを選ぶようにしましょう。

 

まとめ

「聴く読書」は、生活のいろんな場面で可能です。
手がふさがっていても耳はあいているので、使い方次第で生活がとても豊かになります。
本は読むものだろ、と考えていた私のような方、ぜひ一度お試し下さい。読書に対する考え方が変わります!
そして、自分なりの使い方をみつけて快適な読書生活をお楽しみください。

この記事を書いたのは

ペンネーム:Ellie

プロフィール:ヨーロッパ在住。
犬と映画と太陽が好きです。愛犬はチワワ。
趣味はサルサと旅行。大型犬を家族に迎えるのが夢。