皆さんは、防災グッズを備えていますか?
今回は、災害時に大活躍する「サランラップ」の意外な使い方をご紹介します。
何通りもの使い道があるので、「用意しておいて良かった」と思うこと間違いなしです。
おすすめポイント1 断水時も安心!食事で使えるサランラップ
サランラップは余った食材を包んだり、料理にかけて埃など防いたりと食卓の様々な場面で活用できる便利な道具ですよね。
実は、日常だけでなく災害時の食事にも活用できます。最初にご紹介したいのは食器にサランラップ敷く活用方法です。
これにより、食器を汚さずご飯を食べる事ができます。災害が起きて断水した場合、水はいつ復旧するか分からないため、節約して最低限のことに使いたいですよね。備蓄の水の量は限られているのでお皿洗いは控えたい、かと言ってお皿を使い回す事は、衛生面で不安に感じる方が多いのではないでしょうか。
ですが、ラップを使用すれば水が使えなくても綺麗なお皿を何度でも使えます。後処理もラップを剥がすだけなので簡単。
紙皿がある場合でも、サランラップを活用するのがおすすめです。紙皿は消耗品であるため、ラップを敷く事で枚数を節約でき心にゆとりが持てます。
持ち出し用として用意する際、食器と一緒に用意しておけば避難時にすぐに使えて便利です。また、食材を包んでおけば食材にゴミが入る事を防げるだけでなく、保温効果もあり美味しく食べることができます。ご飯を包んでおけば食べやすいおにぎりになり、衛生的に持ち運べるので移動が多い時にも便利ですよ。
おすすめポイント2 どんな時も衛生的!身体に使えるサランラップ
災害時はどんな状況か分かりません。
真冬に災害が起きるかもしれませんし、環境がしっかり整っていない状況で避難所生活をすることも考えられます。
そこで、災害時でも快適に過ごせる、身体に使うサランラップの活用方法をお伝えします。
例えば寒さが厳しい時。身体に巻けば体の熱を逃がさず温かさを感じることができます。サランラップを出来立ての料理にかければ、熱を逃がさずある程度時間が経っても温かいものを食べられますよね。
暖房器具が使えなかったり、隙間風で冷えたりする時に、温めたい所に巻けば寒さを防いで安心して過ごすことができます。
ただし、ラップはきつく巻きすぎると気分が悪くなる事もあるので注意が必要です。圧迫感を感じる事があるので、少し余裕を持って巻くとよいですよ。
また、けがをした時にも使えます。
ちょっとしたけがはラップで圧迫し止血をしたり、ラップで傷口を包み汚れを防いだりといざという時に使えます。骨折した箇所にラップの芯を当て、ラップと一緒に巻けば折れた所を固定できるので応急処置にも役立ちます。
他にも、ラップを丸めれば身体を洗うスポンジとしても使うことが可能です。スポンジよりも少量の水、洗剤で十分に泡立つので節水をしつつ身体を衛生的に保てます。
おすすめポイント3 こんな事にも!意外なサランラップ活用術
ここまで様々なサランラップの活用方法を紹介してきましたが、実はまだまだ活用方法はあります。サランラップの素材に注目しながら、更に幅が広がる4つの使い方をご紹介します。
最初はサランラップの耐久性を生かした使い方です。ある程度の長さまで細くねじることでロープとして使えます。
ロープが足りなくなってしまった時に、足りない分を補うことが可能です。
更に強度が欲しい場合は、ねじった物を3本用意し三つ編みにすれば簡単に切れないロープが完成します。重い荷物をまとめたい時に便利ですよ。
サランラップの素材について、より詳しく見ていきましょう。
サランラップはポリ塩化ビニリデンであり、これは臭いを防げる素材です。生ごみやおむつをぴっちり包むことで臭いを防ぎ、自宅でもすぐにごみの処理ができない避難所でも衛生的で快適に過ごせます。
そして、張り付きやすい素材であるので油性マーカーでメッセージを書き、目に付く所に貼れば伝言板としても使えます。家族と会えない時、携帯が使えない時に活用したいですね。
耐水性もあるので、雨の日にも張り出してもメッセージは消えず連絡がつく可能性がより高まります。耐水性を活用した使い方はもう1つあり、道具の防水としても使えます。水害時や雨が酷い時に濡らしたくない物をサランラップでしっかり包めば、すぐに防水加工ができます。用意した防災用品も壊さず持ち運べるので安心です。
まとめ
災害時に役立つサランラップの活用方法についてまとめました。
万が一の時を考えぜひ防災カバンに、ご家庭に1本サランラップをプラスして用意してはいかがですか。防災用品はまず何から購入しようと迷っている方も、すぐに購入できるのでお買い物のついでに簡単に防災対策ができますよ。